ぼんやりメモ

3Dのゲーム機について

「3Dならオレの知ってるあのゲームがもっとオモシロくなるね!」という夢を3Dゲーム機に対して抱く人は今日日そんなに多くはないと思いますが(アバターを3D上映で観て感じた自分の興奮加減から類推)、売り手の立場としてはアイデアの尽きた2Dゲームをもう一度3Dの味付けをして再上映するチャンスを得た、ということなのだろうし、それはめでたいことなのだろうと思います。

しかし受け手の立場としては、知ってるものが3Dになっても、自分が知ってるものであることに変わりはないわけで、それが初めての体験ならともかく、そういう再上映ゲームをわざわざ待ち望むというのは受け手として先細りになるだけなんじゃないかな、とも思います。あるいは本当に、ゲーム機というのは自分の過去の快感を飽きずに再生する情調オルガンになってしまったのかも知れませんけど。

N3DSは25,000円で発売されるそうですし、そのために貯金を始めるかたもいらっしゃると思いますが、そのお金でツタヤで1本250円の洋画を100本借りて、洋ゲーが要求してくる映画的経験を積むなどしたほうが、受け手としての未来があるんじゃないでしょうか。

私は洋画も観ますし、いつかはN3DSも買うと思いますけど……(じゃぁ上書いたことは何なんだ)。

というわけで

RDRを予約しました。借りたゲームも満足にやってないのに……。