自分にとってのアナログゲーム

結局昨日書けなかったし、書くとむにむにしそうなので簡潔にまとめると、長期的に見ると、「適正なルールとバランスの感覚を身につけることのできる遊び」だと思っている。

「コミュニケーション」であるとか何とかは、対外的な方便*1だし、ましてや、暇をつぶすためのオモシロゲームを探しているわけではございませんことよ。本当に充実した時間が送れるような傑作には、年数本出会えればいいわけで…。

それは、多くのエンターテイメント小説読みのみなさんが、暇つぶしのために読んでいるのではない(=その年売れた小説だけ読んで暇がつぶれればいい、などと思って読んでるわけではない)のと全く同じことであり。

…と一応、SFマインドもミステリマインドも捨てたわけではないということを書いて、それ系リンクからお読みいただいている方にこびへつらっておきます…。

*1:嘘ではないけど、方便。大学教授にゲーム脳とか言わせない

キーワードモデレーション

11時現在、「たほいや倶楽部ゆとん」にマイナスモデが-3。確かに「いらない」という人がいる、ということは理解するし、反対意見の人に対してそれを「クラブだから」などと強気で正当化するつもりはないのだけど、「いらない」人は、敢えて言う必要があるのかなと思ってしまう…。*1

敢えて言いたいのであれば何故言わなかったのかと思ったり、どのくらい「いらない」と思っているかわからなかったりで、なんとなく、腹立たしいです。*2

そういうのを引き出してしまうという意味で、いらぬ火種を抱え込んでしまったようでもあり。

言語化したくないものを、言語化しないままシステムにラップできるのが、はてなのバランス感覚であり、美点だと思ってたのだけど。

投票者の範囲が不定というのはどうもよくわからないです。あと匿名で投票可能というのもよくわかんない。

気分の問題はおいても、モデレーションそのものとしても、あまりよく機能しないように思いました。じっさい「ゆとん」のマイナスモデを見て自分は、「ならプラスにモデレートしてやるわい」と、モデレート自体にはさして興味がないにもかかわらず、感情的にプラスに一票投じてしまいました。ユーザーが無作為にあるキーワードについてモデレートするのであればわかるのですが、利害関係のある人だけがプラス/マイナスをあれこれ言ってもそれはモデレートとは呼ばないのでは。

「オレにとっては有用」「オレにとっては無用」の詮無い*3論議を投票ボタンに置き換えたなんじゃないかな、という印象を持ちました。

*1:http://d.hatena.ne.jp/matsunaga/20040602#1086164197 などと同意見です

*2:マイナスをつける人にではなく、そのようにいろいろ思ってしまうことに対して。

*3:もちろん、この詮無いというのは、控えめな表現でございます。

キーワードモデレーション(2)

もーほんと、こんなことばっか書いてすいません。冗談のつもりではないのですけども。

「不要」の色が「赤」じゃないから、判りづらいのではないでしょうか…個人的には最初の、左右から賛成と反対が押し合うイメージのほうがしっくり来ていたのですけど。

「赤」にしたくないという感覚もわかりますが…

キーワードモデレーション(3)

自分のメモ。キーワードを「いらない」とするときの理由:

  • a.勝手にリンクされたくない(誤爆がいや)
  • b.全体的な見地や、個人的な信条に照らし合わせて不要だと思う

今回はa.についての調停案だと考える。

なぜそんなに誤爆がイヤか。原因を考えてみる。この原因、というか不満を多く解消できるほど、よい解決案ということになる。

  • a-1.自分の意図しないリンクが発生してしまうことは本意ではない。文章だけでなくリンクまで、記述者が有る程度面倒みるべき。
  • a-2.リンクまみれになるのがうざい
  • a-3.キーワード名前空間の中にわけわかんないキーワードがあるのが我慢できない
    • a-3-1.資源の無駄(負荷/名前の消費)
    • a-3-2.無駄なものが入っているのが気持ち悪い、気に入らない
    • a-3-3.文字数の少ない=誤爆度の高いキーワードがイヤ(→誤爆への解決策で対処可能。)

書いてるうちによくわからなくなってきた。

a-3は誤爆ですらない。でも一番大きな理由になりえるのじゃないか。見た目が云々というのはスタイルシートでどうとでもできるし、リンク先にまで責任を持つのは不可能だから、意図しないキーワードリンクについては、ぼくはほとんどあきらめている。自分の感覚でいえば、a-1,a-2は大した理由ではないのです。

んー、何がいいたいかというと、「誤爆」一言でかたづけるのはおおざっぱすぎないかなー、ということです。