『拷問者の影』,ジーン・ウルフ

g:bookにまわすほど読んで感想というシーケンスがつくれない。ゲームみたいに週に数個のオーダーで何か書くようになれれば、グループで下書き→書き足りない場合はこっち、というのがまわるんだけど。

それはさておきウルフ。もう5回目か6回目かで、自分が本当にこの本が好きなのか判らなくなってきた。読むことがかなり自己目的化してると思う。

冷静に読むと、ちょっと思わせぶりすぎなんちゃうの? と思うところはいろいろある。しかし、文章は美しいし、美しい言葉で語られている象徴を通して、何かが低い音で伝わってくる気がしているのも事実。

なんか、発売2週間程度だと思うんだけど、すでにアマゾンの店頭在庫がなさげ。フェアの復刊でさらに重版することはないんだろうなぁ…。

拷問者の影 (ハヤカワ文庫SF―新しい太陽の書)

拷問者の影 (ハヤカワ文庫SF―新しい太陽の書)