『拷問者の影』,ジーン・ウルフ
g:bookにまわすほど読んで感想というシーケンスがつくれない。ゲームみたいに週に数個のオーダーで何か書くようになれれば、グループで下書き→書き足りない場合はこっち、というのがまわるんだけど。
それはさておきウルフ。もう5回目か6回目かで、自分が本当にこの本が好きなのか判らなくなってきた。読むことがかなり自己目的化してると思う。
冷静に読むと、ちょっと思わせぶりすぎなんちゃうの? と思うところはいろいろある。しかし、文章は美しいし、美しい言葉で語られている象徴を通して、何かが低い音で伝わってくる気がしているのも事実。
なんか、発売2週間程度だと思うんだけど、すでにアマゾンの店頭在庫がなさげ。フェアの復刊でさらに重版することはないんだろうなぁ…。
- 作者: 岡部宏之,ジーン・ウルフ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1986/10
- メディア: 文庫
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