はてなアイデア
公聴会前日に公開、しかもiというサービスレターを振って、メールで告知して、というのは「とりあえずやってみてます」という感覚の違いではすまないような気がするが…それはおいといて、ちょっと触った雑感(要望ではない)。
人によって1000ptの重みが違う。「この要望さえ通ればいい」という人ほど、高いポイントを一点集中で放り込める(無知や悪意から来るものでなくてもそう)。逆にいろんな方面に要望を持ってる人は1要望あたり10〜50あたりが限度。のでまぁこの1000という「量」を表してしまうような感じはちょっと違うような。一口、二口みたいな感覚じゃないかな。
人の要望をずらっと一覧できるというのは予想以上にいい。漠然と興味を持っているけど何か発言するのにはためらわれる、みたいな層の人も活性化するし。
連休にゲーム会-01
予定では5回入ってます。そんなアホみたいに遊ぶのだから、ちょっとゲーマー的スキルを上げたい。あとむしろ遊びすぎくらいがそのほかの時間が締まっていいかも。
さて連休初日は、「ボードゲームの古典、アクワイアを遊んでみよう!」でした。
ツタンカーメン(新版)
絵がヤバい。ヤバいっていうのはロックマンくらいヤバい。ドリス・マテウスの描く「サンクトペテルブルク」の瞳孔の開いた7貴族よりヤバい。ゲーム内容は、まだよくわかんない。最初意味がわかんないのが、後半急速にガチンコの先読みゲームになる。後半はカルタヘナっぽい。4人前後が適切なのかも?
ネイバルウォー
艦隊戦。他人をタコ殴りするアメリカンテイストのゲーム。
google:ネイバルウォー すればわかるけど、「無根拠に相手をボコボコにする殺伐系ゲーム」の代名詞っぽい。
そこまでイヤなゲームではなかった。
ちょっとだけ理屈を発揮したり、ちょっとだけ交渉を使ったりする。サイコロ振って理不尽に船を沈めたり出来るのも、いい感じ。(手札だけだと絶対喧嘩になると思う)
一回プレイだと運ゲーに近いが、複数ゲームやってポイントを競うので、「ポイントトップの足を引っ張るために共謀する、あるいはそこからぬけがける」プレイがでてきて、そのへんの人間模様がかなり面白い。
やってる最中は苦渋まみれだが、思い出プレイ(プレイ内容をあとで振り返る。おもにメシ食いながら)になるとやたら面白い。「あんときなんでオレ狙ったんだよー」「だっていじめられたから…」「恨みあっても機雷はなしだろー」みたいな。
アクワイア
- http://www.asahi-net.or.jp/~rp9h-tkhs/gs_acqui.htm
- http://www2.plala.or.jp/urura/board/review/acquire.htm
- http://ejf.cside.ne.jp/review/acquire.html
傑作です
これは傑作。50年前のゲームとは思えない。みんな買え。
なんといっても、モノポリーより気持ちよく遊べる。今買うと6,000円くらいするけど、ハレの日に引っ張り出して遊ぶ2,500円のモノポリー*1より、日常的に遊べる6,000円のほうが価値があると思うですよ。
内容
7種類のホテルチェーンが吸収合併を繰り返していく。うまいこと、合併される側の株を買って売り抜けたり、もう合併されないとふんだチェーンの株を、資産になるように買いまくる。株を買うにはお金が必要で、でもそのお金は、自分が株を買った会社が買収されないと、作れないというのがポイント。
また、金をつくるためだけの合併ではない。2:1交換で新会社の株にすることもできるので、合併されるホテルチェーンがまだ小さいうちに、滅茶苦茶そこの株を買っておけば(もちろん会社が小さい時のほうが株は安い)、合併の暁に、2:1交換で、一躍新会社の筆頭株主に躍り出る…ことも可能。
株取引の上っ面をうまいことすくいとったゲーム。運と戦略のバランスが絶妙。
基本の勝ちスジがはっきりしてる(?)
最後にトップのホテルチェーンの筆頭株主になっていると、そこで20,000以上の収入が見込めるので、かなりの確率で勝てると思った(やりこんでないのでこれは何か別のやりかたがあるのかも…?でも30,000〜40,000の勝負で、20,000貰えたら、それはかなり勝てる…)。
つまり、最後の勝ちスジは一つであり、そこに乗ったもの勝ち。そのあたりがモノポリーと同じでアメリカン。これは、勝ちスジを複数用意しているドイツゲームとは違うところ。
不合理ゆえにわれ愛す
モノポリーもそうだけど、勝ちスジが一つで、その奪い合いみたいなゲームというのは、「オレ善戦したもんねー」という慰めがききにくいので、負けたときすごく悔しい。それでまた、やってしまう。情け無用→悔しい→またやる、の繰り返しが、いいゲームとして機能してる。
以前は、そんな不公平なのはいかん! と思っていたが、最近は逆に、あまりにもバランス調整がされすぎているドイツゲームを、鬱陶しく思ってしまうようなこともある(クラマーのゲームとか、そんなんが多い*2)
モノポリー的な部分=アメリカンな部分はかなりあるが、とりあえずゲーム終了までみんな参加はできる(モノポリーは負け抜け)。カタン並に流行っていいゲームだと思います。