きもいかどうか

昔の日記にかすってる…というかkanoseさんはよく覚えてるなぁと感心しました。普通でしょうか。

オフ参加者のコメントをちょこちょこ読んでいると、みなわりと「アットホームな」という言葉で、そのへん当たり障りなく総括してるので、あーそんな感じかぁと思ってた。キモいというか、お尻むずむずする感じ。もし自分が参加してても、斉唱とかしちゃうのはちょっとヒくかもしれない。

しかしながらイベント自体には肯定的なのであって、それはなぜかというと、<ユーザへのあたたかさ>よりも*1、「とりあえずやる」「さっさとやる」「あとで調整」を旨とするはてなのポリシーに、たいへん合致している気がしたから。はてな的にやるとすれば、あれ以外の実装はないようにも思えてくる。

イベント成立までのプロセス含みで(ケータリングの場所を近藤社長はてなで質問出したり、急遽曲ができてCDに焼いたり)いっしゅのパフォーマンスに近いものなんではないかと思いました。

そう考えるとあれはなんかの決起集会みたいなもんだと、解釈できるのであり、そういうものが取材とかに取り上げられたのを見て「おいおいあんな内輪の集まり取り上げていいの?」という感想を持った。オープンイベントの形は取っているけど、80人でも多いくらいの集まりだったんではないかと。(誰が参加していい、よくないということはないけども…。)

以下、昔の日記の補足。

「こちとらパソ通web日記の頃からやってんだよ」的な矜持を持ったユーザがいて、それに乗れなかったユーザがはてなダイアリーに集まってくるという図式は判りやすいし、ぼくは勿論後者の方だという認識はある。

そうすっと「弱いから?D使ってるんだよ弱くて悪いか」みたいな主張になりがちなんだけど、そういうとこまではいかなくって、その前に単純な疑問として、なんで自分の「何でもなさ(=弱さ)」を晒しながらだらだら日記書いていかんのか? というのがある。

電車の中で化粧してたらこわいおっさんに怒られて「なんで?」ってキョトンとしてる感じでしょうか。言い過ぎだったら、ドトールで一人で座って本読んでたら隣にすわった二人連れがでかい声で「こんなとこ一人で来て本読んでるなんてオレには理解できねぇ」とか言い出されて「はぁ」って思ってる感じというか。

どっちにしても、なんかイライラされてるなぁっていう印象を持っているのだけど、こっちはかなり普通にしてるつもりなので、もしこの日記がそういう「キモい」感を呼び起こすようなものだとしたら、なんか致命的にオマエのここが駄目! みたいな話があればしてほしいなぁと思ったりする。

たとえば、日記/ブログサービスを間借りしてる人に対しての、「サイト持ち」とか言う言葉があるけど、これは僕はけっこう意味わかんない。そこに込められた思いがですね、よくわからんのです。

このへんの話題とも微妙に接続してますでしょうか。(と思ったら上の記事でも言及してありました)

*1:というか、色紙のわっかなどは、わざとやってるんじゃないかと思えるくらいだ

二分法

んー、「パブリッシュ」か「コミュニケーション」かどっちかのために日記やってるって、ちょっと極端ではないかと思った。

僕は好きで自分の日記を「コミュニケーション」目的の日記にしたいとは思ってない。一般的に、自分がツルむために日記書いてる、などとは、思いたくないんじゃないか。

だからといって、最初から何かを産出できるような能力があるわけではない。自分が何を書き留めればいいのかも、よく、わからない。そんなとき、ちょこっ、ちょこっ、と書きながら、どこかで、自分の書いたことに共振してくれる人が見つかれば、手応えを感じるかもしれない。そういうことができたら便利だなと思う。ああまた青いことを書いてしまった。おまえは人の顔見ないとなんにもできないのかという。でもそういうことじゃないのかな。

のでまぁ、「弱さ」というのは、コミュニケーション目的でどうこうやる、というより、厨房の中を見せつつ料理を作ったり、人に脇からカレー粉を入れられたら「あーカレー味もいいかも」とだらだらそっちに流れていってしまうふがいなさみたいなものだと思った。

後記:この件については http://d.hatena.ne.jp/mutronix/20040725#wannabe にも書きました

以下は思いつき

  • 「弱いひと」たちの日記では何が発達するか - 内容ではなく文体。
  • とりあえず文体が統一されていることが、弱くないひとの条件だったりして…
  • コミュニケーションで感じるやるせなさは…内容が通じていないことではなく、文体が適切でないことの問題、なのかも知れない。
  • もうなんか「かも知れない」とか言うの飽きた。

夜更かし、寝坊

夜更かししたので早起きできず、散歩は無し。朝は水菜とゆでた蕎麦をざるに上げて、納豆といっしょにして食べる。

ゲーム会のメンバが近いうちに渡米することになっていて、そのことは知ってはいたのだけども、いざその日が近づいてくると、かれの功績をなにも自分は言葉に残していないということに気が付いて、ちょっと気持ちが焦ったような状態になる。だからといって何をする、というわけではないのだけど。

何かできるとすればそれは、それは言葉を上に積み重ねることではなく、面白い言葉を探してあっちとこっちの配線を繋いでまわることしか、ないのではないか。それは腹立たしいことなのだが、やれることをやろうと思った。


STONE ROSES

名盤の旅は、ストーン・ローゼズThe Stone Roses』(ASIN:B0000004V2)。ちょうど大学に入ったときに流行していた。今聴いてもいい曲が多い。M-6:"Bye Bye Badman" が意外によかった。最初とラストは言わずもがなの盛り上がり。M-12:"I am the Resurrection" では思わず空気ギターを弾いてしまいそうになる。