ボーン・コレクター (The Bone Collector, 文春文庫) 読了。途中は凡庸な印象をぬぐえなかったけれど、最後の伏線の拾いかたが本格っぽかった。「犯人は誰か」ということではなく「犯人と主人公はどのような形で対峙するのが自然か（どういう動機ならそれが…

ちょっとやってみた。「スティーブン・キングの言葉を借りれば……」というナレーションと共にくねった山道の空撮から入るオープニング。そしてその後のゲームでも「どうやら道がふさがれてしまったらしい」といった、伊坂幸太郎的にかっこつけた主人公の独白…

「ツイン・ピークス」や「Xファイル」を見てニヤニヤするボンクラなおっさんは、RDRよりアランウェイクを優先してやるべきだろう。Alan Wake (アラン ウェイク) (通常版) (ゲーム追加ダウンロードカード同梱) - Xbox360出版社/メーカー: 日本マイクロソフト…

メモからサルベージ。海外エンターテイメント小説（ミステリ/スリラー）に感じる面白さは確かに一つの面白さの型でしかなく、それ自体は選択的なもの（他の面白いものを選んでもいい）ではあるけれど、海外の「映画」「ゲーム」で、制作に似た方法論が採られ…

ツイン・ピークス (Twin Peaks) 1 これはお金に余裕があればDVDボックスで欲しいな。ローラの母親がローラの死を知って泣き叫ぶところで、あまりの映画っぽさに笑ってしまった。そのあとも、「映画ってこんな感じだよね」というシーンの連続。映像を見ていて…

以前観てたものもあわせてメモ。 その土曜日、7時58分 (Before the Devil Knows You're Dead) 金に困った兄弟が実家相手のやらせ強盗を計画。簡単に片が付くはずだったが、助っ人に連れてきた奴が粗暴な馬鹿で殺人事件に発展……あれ、どこかで聞いたような話…

ゲームやエンターテイメント小説の感想を書くのに意味があるのか疑問が湧いたら、定期的にはてなブックマークにあがってくる「ラストが衝撃的だった映画」の2chまとめを見に行って、そこに「ユージュアル・サスペクツ」みたいな映画があるかどうかを探すとよ…

「持っていて安心する」＝「小難しい本や古典が（ex.岩波文庫、講談社学術文庫）書籍のラインナップに入っている」自分にとってはほとんどこの一点だと思うんだけどなぁ。それは当分無理そうなので、海外の古典は英語ででも（英語できないけど）読むか……と諦…

diary 連休も終わる。私も何かを終わらせなければ。 今日の再生 DEAD RISING (XBox360) 導入部分で盛り上がる。これは素晴らしい「ゾンビ映画のゲーム」だ。……と思っていたら、ゲームが始まるとなんだか凡庸な「ゾンビのゲーム」になってしまった。映画でい…

スコットランド・ヤード レッド・ノベンバーを救え この日記で「私はスコットランドヤードが嫌いだ」と書いたことがある。とはいえ、やると、普段使わない部分の頭を使って楽しいです……。ぼんやりしてるとゲームに参加できない感じは相変わらずだけど。あと…

diary 午後から部活で映画。酔っぱらい半分で眺めていた、"The Complete Worst-Case Scenario Survival Handbook" が、バカドリル的な意味で面白かった。様々な危機的状況を乗り切るためのマニュアル。お試し版では、真面目に作っているのか冗談なのかが判別…

だいたい半笑いで2時間過ぎる。しかし何だったのか、と言われると「いや別に……」という感想。吸血鬼という設定で、罪を犯したり罪を問われたり、という問題はどうでもよくなっていて、それは狙ったところだと思うのだけど、その上に何があるかというと、よく…

diary 勉強少し。 今日の再生 続・猿の惑星 ボーン・スプレマシー 「続・猿の惑星」：東京12チャンネル枠。こういうの100本くらい観たいな。「ボーン・スプレマシー」：スパイ映画的な撮り方に自信が出たのか今回はロマンス要素なし。スパイ映画はぼけっと観…

diary 勉強はちょっと。 DVDを観る。 今日の再生 オールド・ボーイ 28日後 ボーン・アイデンティティ 「オールド・ボーイ」；普通の大傑作。オチは「ユージュアル・サスペクツ」でびっくりする人はびっくりするくらいのクラスのアレ。「それ最初に考えるよね…