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本の雑誌,『脳髄工場』

本の雑誌 04 ドトールの壁一面を本棚にしてください、とオレのようなことを書いて投稿している人がいたのがうけた。 脳髄工場 (角川ホラー文庫)作者: 小林泰三,森山由海出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/03/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 63回…

ポール・スローンの腕を送る男

『ウミガメのスープ』がなかったのでこっちを買った。ポールスローンの腕を送る男―水平思考推理ゲーム (ウミガメのスープ (2))作者: ポール・スローン,デス・マクヘール,大須賀典子出版社/メーカー: エクスナレッジ発売日: 2005/10/12メディア: 単行本購入: …

ウミガメのスープの本(3)

http://d.hatena.ne.jp/manpukuya/20060306/umigame3 私にとってLTP(Lateral Thinking Problem)は、はてな内で過去日記を使って日記以外のことを書いたり、言及トラックバックを送ったりする、というのがまだ珍しかったころの話題で、思い出すたびほんわか…

3-005.ウェブ進化論

あらためて。1時間くらいでざっと読んだ。ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリック: 996回この商品を含むブログ (2353件) を見る高速道路が通…

「かわいい」論,四方田犬彦,ISBN:4480062815 まとまっているわけではないが、刺激的な内容でとても面白く感じた。書き方の問題なんだろうか。個別のことがらを抜き出してもっと論じれば切ない感はアップするけど、そうしてないところとか。 「かわいい」の起…

3-004.『レキオス』

レキオス (角川文庫)作者: 池上永一出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/01/25メディア: 文庫 クリック: 17回この商品を含むブログ (64件) を見る混沌としてました。導入がかっこよかったです(アホっぽいが自分の能力ではそういうふうにしか表現できない…

3-003.ブレイン・ヴァレー

『BRAIN VALLEY』瀬名秀明,新潮社上巻がクスリともしない説明描写の連続だったが、下巻はそれらがひとつに結びつき、プロジェクトの全貌が明らかになる。3/4あたりからデロデロの展開に。なんというか、日本SFらしい描写というんでしょうか。伝奇SFというの…

『博士の〜数式』をめぐる世評

http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20060129MS3M2900129012006.html 「春秋」ごときに何を、というのはおいといて。 うまくいえないが…こういう都合のよさで、数学と美を手前勝手に結びつけられることに対する (いわゆる)理系の不満 (いわゆる)文系…

はじめてAmazonアフィリエイトのギフトというのをいただいた

これまでの分が累積していたみたいで、思っていたよりずっと多い金額だった。といってもささやかな額ですが…ここ起点でものを買っていただいた方ありがとうございます。ル・グィンの小説の絶版本がマーケットプレイスに出ていたらしく、それが売れたぶんが、…

数字の本、数学の本

『博士の〜』が映画になっている関連で、ツタヤに「数学の本」コーナーがもうけられていた。そこに『フェルマーの最終定理』がなかったので、なんか逆上して別のコーナーで探して買ってしまった。ひょっとして持ってなかったか? …まさか…。それはいいんだけ…

3-002. 光の帝国,恩田陸

info. 光の帝国 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/09/20メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 65回この商品を含むブログ (327件) を見る 感想 連作短篇の風味を感じさせず後半まで引っ張られる。どうなんだ……

読んでいた本

ピープルウェア,デマルコ 光の帝国,恩田陸

なぜ上下巻の上だけ買って安心するか

http://d.hatena.ne.jp/manpukuya/20060118/book 人の消費行動に文句をつけるわけではないが「なぜ、そんな…」という気はする。大河小説の一巻だけをお試しで読む、というのはあるかも知れないが、書籍の都合上、上下巻に分かれているだけのものを、一冊買っ…

3-001.博士の愛した数式

実は自分の中では[hundred]カテゴリは続いていた。g:book100に積極的にコミットするわけではないけど、数を数える意味はあるだろう、程度の意味だけど。スピードと習慣が重要ということは理解しているので、えり好みせずジャンル小説以外のものも読む。 info…

査収

『現代SF1500冊』 ISBN:4872339886 『ギリシア・ローマ神話』 ISBN:4003222512 『思い出す事など』 ISBN:4003101162 いろいろな感想や概観みたいなものが読みたいと思うようになってきた。

以前持っていた(そうして、まったく読んでいなかった)哲学事典

講談社現代新書の、哲学用語事典を買った。これで「暴力的」とか言う言葉をぶんぶん振り回す人にも「暴力とはそもそも」と斬りかかれ……というのは冗談だけど。面白いけど、素養なしで読んでると、1項目に1つずつ、なんらかの形で読者の認識の間違いをただす…

捩れ屋敷の利鈍

まだ読み中。 一応自分が認識しているこのシリーズの「仕掛け」というのがあって、それはまぁ大したものではない、というか自分でもわかるようなものなんだけど、それを気取られないようにする印象操作が巧み。ミステリ作家的に巧み、というのではなくて、シ…

Vシリーズ

『恋恋蓮歩の演習』、続き。 わーこれは。『偽のデュー警部』をちゃんと思い出せないのが悔しいが楽しめる。サービス満点だ。だからここでいきなりこういう、読者に目配りするようなことをするのは(したのは)、なぜなんだ!もはや森の作家的な意図を汲むと…

ディアスポラ 読了

展開は解りやすかったけど、時間がかかったのもあり、ディテールを理解してない。結局アレの目的は何だったのか、とか。

Vシリーズ

最後まで文庫が出たので、中断していたのを読んでいる。『恋々蓮歩の演習』を読み始めたが、満を持して研究者設定が…ここまで来てそういう話を出すのは心憎いというか悪意があるようにしか取れない、というか…。 Vシリーズも言うほどつまらなくない。なんか…

僧正の積木歌

僧正の積木唄 (文春文庫)作者: 山田正紀出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/11/10メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (15件) を見るファイロ・ヴァンスが解決したと思われていた『僧正殺人事件』には真犯人がいた。ふたたび起こる殺人事…

アシモフの科学エッセイが

ツタヤにずらっと並んでいた(積んであったわけではない)。流通在庫をただ並べただけかと思っていたが、ほんとに重版してるらしい。一冊買った。昔「たった一兆」という巻を持っていたが、それと区別が付かない。動物のスケールを対数で…ひとつの細胞の中に…

暗黒城の魔術師

日曜日に「シャドウ・オーバー・キャメロット」を遊んだとき、ブレナン『暗黒城の魔術師』(もちろん、最近の再版ではなく当時の版)を持って来てくれた人がいて面白かった。「夢時間」。そうでした…寝ると体力が減る「夢時間」…。暗黒城の魔術師 (グレイル…

ラッキーワンダーボーイ

ラッキー・ワンダー・ボーイ (ハヤカワ文庫 NV)作者: D・B・ワイス,鈴木豊雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/09/09メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (20件) を見る刺身のツマみたくちょろちょろと読み中なのだが、これは、「ほろに…

銀河ヒッチハイク・ガイド

銀河ヒッチハイク・ガイド (新潮文庫)作者: ダグラス・アダムス,風見潤出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1982/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (45件) を見る銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)作者: ダグラス・アダムス,安原…

『ラッシュライフ』,伊坂幸太郎

ラッシュライフ (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/24メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 133回この商品を含むブログ (805件) を見るなんか鞄に入れていたので読んだ。んむ。こう、このまとまりの良さが、好きになる前に小…

「ウミガメのスープ」続刊

http://d.hatena.ne.jp/manpukuya/20051004/umigame2 なんとタイトルは『腕を贈る男』。 以前僕がこの日記で触れたことのあるネタなのですが、結局、出題したきり、自分の推理を書いていません。 http://d.hatena.ne.jp/./mutronix/19700101/1047558720 (こ…

『拷問者の影』,ジーン・ウルフ

g:bookにまわすほど読んで感想というシーケンスがつくれない。ゲームみたいに週に数個のオーダーで何か書くようになれれば、グループで下書き→書き足りない場合はこっち、というのがまわるんだけど。それはさておきウルフ。もう5回目か6回目かで、自分が本当…

帯見て知った復刊の内容から

ミステリ方面で読みそうなものだけメモ。 『夜歩く』,ジョン・ディクスン・カー 『魔術師を探せ!』,ランドル・ギャレット 『ストライク・スリーで殺される』,リチャード・ローゼン

査収

というわけでやっと入手。 「新しい太陽の書」1-4 拷問者の影 (ハヤカワ文庫SF―新しい太陽の書) 調停者の鉤爪 (ハヤカワ文庫SF―新しい太陽の書) 警士の剣 (ハヤカワ文庫SF―新しい太陽の書) 独裁者の城塞 (ハヤカワ文庫SF―新しい太陽の書) 『哲学思考トレーニ…